だからね、こんなときに限って

悩みの種はまだまだある。
実は会社の先輩から女性を紹介してもらえることになった。
まぁ結婚の意志はと聞かれたら「興味が無い」と答えている。
相手もいないのに興味は沸かない。
揚げ足取りみたいな話は置いといて、実際の問題は「こんな欠陥品が結婚してよいのか?」と疑問にぶちあたる。
人は俺の事を「優しい」「謙虚だ」と過大評価してくれている。
まず「優しい」・・・どちらかというとお人よしの大馬鹿者の方が正しい。
「謙虚だ」・・・自分に価値を見出せないから卑屈になっているだけ。
そんな、たいそうな褒言葉を貰うと申し訳無い気持ちで一杯になる。
それに感情を表に出すのは殆ど無い。俺の表情を知るのは親兄弟親戚と親友達だけだろう。
あとのは恐らく、愛想笑いに近い。
っとまぁ自分自身を否定する言葉は幾らでも出てくる。
でも、自分を肯定する言葉は「それしかなくてもしょうがない」ぐらいしか思いつかない。

ほんとにね、思うんですよ。人の親になる資格があるのかねっと。

それでももし結婚できるとするならば、パートナーは異性の親友の最上級と思える女性であろう。